ロコイズム

冬の外遊び・タウンユースで真価を発揮

今年の冬は寒いらしい。ニュースからそんな声がこぼれてきた。
そろそろ冬支度かと重い腰を上げてみる。

とはいえ、あまりにもオーバースペックなものはいらない。
だがしかし、機能は充実していてくれと。
目立ちたくないわけじゃない、悪目立ちしたくないのだと。
街だけでは物足りない、アウトドアでも使いたいんだと。

そんな我儘を過不足なく叶えてくれるアイツがいる。

そうご存知【NANGAのタキビダウン】だ。

今回は、別注3型を取り上げて紹介していこう。
その前にまずはTAKIBI生地について、改めて説明することとする。

NANGAが独自開発した素材である!!
「、、、で?」という声が聞こえてきそうなので、もう少し話を進めてみよう。

ダウンの高い保温性を感じながら焚火を楽しみたい、なおかつタウンでも着やすいマットな質感希望というアウトドアフリークたちの声に応えるべく、まず目を付けたのが、高強度・耐摩耗性・耐有機溶媒性・非導電性・融点がない・難燃性・高温時の優れた生地の寸法安定性といった特徴を持つ他の合成繊維とは一線を画すアラミド繊維である。

アラミド繊維だけで生地を作ってしまうと高額になりすぎる、また染色性の問題・着用感の問題もあり、タウンでも着たいという希望にこたえられない。

ならばとポリエステルにパラ系アラミド繊維のステープルを絶妙な割合で混紡し、高機能かつ高感度なスパンライク生地を生み出した。
それがNANGAタキビ生地である。

インサレーションについても触れておこう。

完璧な洗浄と精製工程が、最上級のダウン製品を生むという信条を持つ、圧倒的な技術力で国内シェアナンバー1を誇る河田フェザーの羽毛が使用されている。

大台ケ原山地を水源とする硬度3の国内屈指の超軟水を使用し、目に見えないチリやホコリ、水鳥のアカや脂肪までも完璧に落とした清潔な羽毛は、ヘタリも少なく耐久性も向上するうえ、菌の温床となるホコリやアレルギー源を全て取り除くため、アレルギーも起こりにくいのだ。

ここからは別注モデルについて説明しよう。

各モデルの共通ポイントは表面のステッチを可能な限り減らしている点だ。

それはなぜか、、、
その方がカッコイイじゃないか!

ステッチありのもこもこしたダウンを着て、肉襦袢のようにはなりたくないのだ。
かといってぬくもりを犠牲にしているわけではない。
ジャケットの内側を柔らかい生地にし、しっかり羽毛が膨らむようにしている。
それにより着用時のフィット感が高まり、保温性も高まるのである。
そのソリッドな表情は都会でも野外でも、体は「WARM」見た目は「COOL」にきまることだろう。

TAKIBI AURORA DOWN JKT

それぞれのDETAILについても伝えよう。

まずは NANGAのフラッグシップモデルである"AURORA DOWN JACKET"をベースにしたモデル【タキビ オーロラ ダウンジャケット】だ。

バランスの取れたベーシックなフードジャケットはクローゼットに1着は持っておきたいアイテム。少し大きめに設計されたフードはキャップをかぶっていてもその上からすっぽりと覆うことができる。

そしてたっぷりとダウンを封入しているから、耳をキンキンに冷やすことなく寒空の下を闊歩できるのだ。メインジップをはじめ、ポケット類のジップは全て止水ジップを採用している。マットな止水ジップはシャープな見た目を演出しつつ、防風性も高まる一挙両得なデザイン。

袖口のベルクロ、裾のドローコードで温度調整や防風性能を向上させることも可能だ。特徴的な両サイドのハンドウォーマーポケットの手の甲側には起毛素材を使用し、手にぬくもりを与えてくれる。

ガジェット類をほんのり保護してくれるのもいい点だ。グローブ等も収納できる大きさなのもありがたい。封入されたダウンは日本の冬にちょうど良いダウン量140g。
極寒のアラスカに行く用事のある諸兄は別途ご用意いただくとして、日本の冬を満喫するには快適なボリュームだろう。

TAKIBI DOWN CARDIGAN

続いては、【タキビ ダウンカーディガンジャケット】にフォーカスしよう。

何よりも目を引くのはフロントのビッグサイズポケットだ。なんと2Lのペットボトルも入ってしまうくらいの容量がある。
エコバッグを忘れてスーパーマーケットに買い物に出てしまった場合でも、一人暮らしの夕食分くらいであれば余裕ではないだろうか。

フロントもポケットもNANGAオリジナルのスナップボタンを採用した。軽さと着脱のしやすさで、急な温度変化にも素早く対応しよう。

また、カーディガンタイプだからインナー使いも可能だ。マットな質感はウール系のコートと合わせても違和感なくはまることだろう。

封入されたダウン量は60g。
スウェット・ニットと合わせたりやコートのインナーとしてみたり、多様な着こなしを楽しむには少なめのダウン量が好ましい。
AUTUMN~EARLY SPRINGまで活躍するのではないだろうか。

TAKIBI DOWN SHIRT JKT

そして、【タキビ ダウンシャツジャケット】を紹介しよう。

シャツ感覚で着用できるこのアイテムは、フード物よりも大人な着こなしを望む諸兄には最適の1着ではないだろうか。
襟を立てて首周りを寒い風から守ることができるのが良い点だ。マフラーを巻くスタイリングもこのモデルなら粋にきまる。

袖口はあえてゴムを内側にたたきつけて表からの見え感をシャープに仕上げた。ダイアナゴルに走るフロントのフラップ付きポケットもシャープさを格上げする。

TAKIBI生地と絶妙な相性のNANGAオリジナルのスナップボタンでほのかに至高のNANGA製品であることを主張する。

シャツと同じ感覚で着用できるアウターとしては絶妙なダウン量の60g。
スッキリとしたフォルムを活かしたコーディネートを楽しもう。

焚火、、、
我々が火を手に入れたのは50万年前とも180万年前ともいわれている。火と共に歩んできた人類史は、いままた自然の中で"アカリ"を灯すことで自らへの問いの答えを出そうとしているのではないだろうか。

そんな時代、我々の身を包んでくれるのは、そうここで紹介したNANGAのTAKIBI DOWNたちなのだと。


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